
この写真は、花壇に咲く色とりどりのチューリップと、その中にできる光と影のコントラストを意識して撮影しました。日差しが花の表情をやさしく引き立てていました。春の訪れとともに、まずはソメイヨシノが淡いピンクの花を咲かせ、景色全体がやさしい色合いに包まれます。満開の時期には、桜の枝が空を覆うように広がり、見上げればまるで花のアーチをくぐっているような感覚に。花びらが風に舞う姿は、春ならではの美しいひとときです。ソメイヨシノが散り始めると、今度はふっくらとした八重桜が出番を迎えます。重なり合う花びらの存在感は見ごたえがあり、ピンクの濃淡が風景に奥行きをもたらします。八重桜の咲く公園や土手沿いでは、春の余韻を静かに楽しむことができ、撮影スポットとしても人気です。さらに足元に目を向ければ、花壇にはチューリップやパンジーなど、色とりどりの春の花が咲き誇り、景色に華やかなアクセントを添えています。視線を上にも下にも向けたくなる春の風景の中で、心あたたまる時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。
- 撮影日時:2025年4月19日
- 撮影者:ぽんさん
- 撮影場所:川越水上公園
- 住所:埼玉県川越市池辺880
- 撮影機材:Canon EOS R
- レンズ:Canon EF70-200mm F2.8L IS II USM
- F値:2.8
- SS:1/3333s
- ISO:800