この写真は、鶴岡八幡宮を正面からとらえたもので、背景に広がる新緑が社殿を引き立て、鎌倉らしい落ち着いた空気感を感じる風景となっています。鎌倉の中心部に位置する鶴岡八幡宮は、源頼朝によって整備された歴史ある神社で、今もなお鎌倉を象徴する存在として多くの人々に親しまれています。朱色の社殿や石段、境内に広がる柳原神池や源平池が、風格ある景観を形づくっています。とりわけ夏の早朝には、源平池に咲く蓮の花が見事で、水面に浮かぶ緑の葉の間から、白や淡紅の花が静かに開き、清らかな朝の空気と調和するように輝きます。朝露に濡れた蓮の姿は、静寂の中に凛とした美しさを宿しています。
- 撮影日時：2025年6月1日
- 撮影者：ぽんさん
- 撮影場所：鶴岡八幡宮
- 住所：神奈川県鎌倉市雪ノ下2-1-31
- 撮影機材：Canon EOS R
- レンズ：Canon EF70-200mm F2.8L IS II USM
- F値：2.8
- SS：1/5000s
- ISO：800
