
この写真は、久伊豆神社で、手前の風鈴にピントを合わせ、奥に見える風鈴へ差し込む光を美しい玉ボケで表現したものです。透明感と清涼感に満ちた、幻想的な夏のワンシーンです。「久伊豆神社(武州岩槻総鎮守)」では、夏限定で風鈴ディスプレイが展開され、撮影スポットとして多くの人に親しまれています。境内には複数の風鈴ゾーンが設けられ、赤と青の風鈴がそれぞれ異なる空間に分かれて吊るされており、風が吹くたびに涼やかな音色が響き渡ります。色ごとに区切られた演出は見た目にも鮮やかで、歩くたびに違う雰囲気を楽しめるのが特徴です。赤い風鈴は木漏れ日の中で力強く輝き、朱塗りの社殿や境内の緑と調和して鮮やかな構図を演出します。対して青い風鈴は、光を透かして静かな清涼感を漂わせ、空気ごと涼しくするような印象を与えてくれます。それぞれの風鈴ゾーンは撮影角度によって印象が変わり、構図の工夫が楽しいスポットです。夏の風景を写真に残すなら、久伊豆神社の風鈴は外せません。
- 撮影日時:2025年7月26日
- 撮影者:ぽんさん
- 撮影場所:武州岩槻総鎮守 久伊豆神社
- 住所:埼玉県さいたま市岩槻区宮町2-6-55
- 撮影機材:Canon EOS R
- レンズ:Canon EF70-200mm F2.8L IS II USM
- F値:2.8
- SS:1/3200s
- ISO:800